日本不整脈心電学会(JHRS)は、2019年より、7つの地域に分けた支部を創設し、地方会をはじめ地域に根差した活動を行うこととなりました。中国・四国支部は中国地方(広島、岡山、山口、島根、鳥取)と四国地方(愛媛、香川、高知、徳島)の9県から構成されている支部です。
この度、第3期の支部長に任命されました。不整脈の分野は、薬物、心電図デバイスや植込みデバイス、アブレーションデバイスやテクノロジーなど急速に進歩しております。最先端の治療に遅れを取らないように、支部の先生方やスタッフと協力して、中四国地方の不整脈診断・治療レベルの向上及びシステム強化に貢献したいと思っております。
日本不整脈心電学会中国・四国支部地方会は、第1回を私が会長となりWEB方式で開催し、第2回を徳島大学の添木武先生がハイブリッド方式で開催いたしました。第3回は2023年11月に今井克彦先生が広島で完全現地開催する予定です。地方会を中心とした活動を通して、中国・四国地方の医師・研究者・臨床工学技士・看護師・臨床検査技師・診療放射線技師など多職種の医療従事者が、情報共有、新しい知識の獲得、人的交流を行うことで、今後の臨床・教育・研究に還元できるよう努めてまいります。
皆で協力して地方から全国の不整脈診療・研究発展へ貢献していきたいと思っておりますので、引き続きご助力のほどよろしくお願い申し上げます。
日本不整脈心電学会 中国・四国支部
支部長 中野 由紀子
(広島大学大学院医系科学研究科循環器内科学)