支部長挨拶

この度、日本不整脈心電学会(JHRS)の活動の一環として、日本各地を7つの地域に分けた支部を創設し、地域に根差した様々な活動を行うこととなりました。中国・四国支部は同地区の9県からなり、私、今井克彦が初代支部長としてJHRS理事会にて指名されました。大変身に余る光栄と存じます。支部に属する先生方と協力し、中国・四国地方の不整脈疾患の治療と予防に全力で取り組みたいと思います。また、不整脈診療に興味を持ち、将来の不整脈疾患の臨床・研究を支える若い人材や学生、研修医の増加に努めたいと思います。

JHRSは、近年会員数が増加して循環器関連学会の中では日本循環器学会に次ぐ2番目の規模となる大きな学会に成長いたしました。会員には、循環器内科・心臓血管外科・小児循環器を専門とする医師をはじめ、生理学や薬理学などの基礎研究者、臨床工学技士や臨床検査技師、看護師などのメディカルプロフェッショナル、CDRをはじめとする企業担当者も含まれており、非常に多彩な構成となっています。これは、昨今の不整脈診療が多職種によるチーム医療として機能的に行われることを物語るものと思われます。

こうした中、現在のJHRS学術集会(総会、植込みデバイス関連冬季大会、カテーテルアブレーション関連秋季大会)だけでは、教育機会や基本に立ち返った症例報告などの学術発表の場が十分ではなくなりつつあることも事実です。支部の創設はその期待に応える一つの方法であり、これが会員諸氏のレベルアップに繋がるものと考えています。これを鑑み、不整脈専門医資格はじめ、学会が認定する資格の単位も取得できるJHRS中国・四国地方会を定期開催できるように準備を進めて参りたいと思います。会員の皆様ならびに関係各位の皆様のご協力とご指導をどうぞ宜しくお願い致します。

日本不整脈心電学会 中国・四国支部
支部長 今井克彦
(国立病院機構 呉医療センター・中国がんセンター)